天然由来の界面活性剤は、食品や化粧品など幅広い分野で利用されています。
その働きは合成界面活性剤と似ていますが、刺激の強さや乳化力の安定性など、それぞれに特性があります。
本記事では、代表的な天然界面活性剤3種と、天然クレイの一種モンモリロナイトの洗浄・乳化特性を解説。
さらにOEM製品開発の実例も交えてご紹介します。
ナチュラルケア製品を求める方や、OEM開発を検討する企業様に役立つ内容です。
天然由来の界面活性剤とは?
合成界面活性剤が主流の中、水と油を混ぜたり汚れを落とす界面活性の性質を持つ天然成分も存在します。
自然由来であっても刺激が強い場合や乳化力が弱い場合があり、化粧品ではサポート成分として使われることが多いのが特徴です。

◆そもそも界面活性剤とは?後日リンク
マヨネーズ作りにも活躍「レシチン」
- 大豆や卵黄に含まれる天然由来の界面活性剤。
- 大豆レシチンはリノール酸、卵黄レシチンはオレイン酸が多く含まれ、酸化しやすいため水添レシチンとして使われることが多い。
- 化粧品や食品で乳化を担い、マヨネーズやチョコレートなどでも分離防止に活用。
牛乳や母乳に含まれる「カゼイン」
- 牛乳や母乳に含まれるタンパク質で、水分と油分の分離を防ぐ。
- 単体での乳化力は高くなく、化粧品では他の乳化成分の補助として利用される。
- 保湿性もあり、「牛乳風呂」や保湿化粧品の成分としても使われる。
天然の石けん成分「サポニン」
- 大豆や高麗人参などに含まれる苦味成分で、泡立ち作用がある。
- 古くはムクロジやサイカチで洗濯に利用されていた。
- 界面活性作用が強く、場合によっては刺激になることもある。
モンモリロナイトの特性と界面活性剤的な働き
天然クレイの一種モンモリロナイトは、粒子が非常に細かく吸着や分散を通じて洗浄・乳化をサポートします。
界面活性剤とは分類されませんが、結果として似た作用を示します。
また、合成の界面活性剤や今回ご紹介した天然の活性剤と併用することにより洗浄力の相乗効果も期待できます。
まとめ
天然界面活性剤は自然由来でありながら特性や使用感は成分ごとに異なります。
モンモリロナイトは界面活性剤とは異なる立ち位置ながら、洗浄・乳化の両面で活用できる希少な素材です。
当社のクレイ研究とOEMノウハウを組み合わせれば、ナチュラルでやさしい製品づくりを幅広くご提案できます。
ナチュラルでやさしいケアを求める方には、使用感と素材感を大切にした選択肢を。
企業様には、開発しやすさと市場性(ライン展開のしやすさ)という観点でご提案できます。
ぜひ当社と一緒に可能性を広げましょう。