クレイは泥、粘土など呼び方はさまざまですが、どれも「毛穴のケアに良さそう」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
実際にクレイパックは毛穴ケアを目的として多くの方に利用されています。
しかし「クレイパックを始めてみよう」と思っても、種類が多くて迷ってしまう方も少なくありません。
クレイパックは大きく分けて「粉末状」と「ペースト状」の2タイプがありますが、それぞれに特長があります。
今回は毛穴の黒ずみを洗浄する力に注目し、どちらのタイプがよりおすすめなのかを解説していきます。
◆保湿に注目した粉末とペースト状のクレイパックについて、後日リンク
◆コスパや使い勝手について、後日リンク
毛穴汚れへのアプローチ
クレイパックはどちらのタイプでも、クレイの持つ吸着力によって毛穴の奥にたまった汚れを落とすことが期待されています。
泡立つタイプとは異なり、肌に塗布してしばらく時間をおいてから洗い流すことで汚れを吸着してくるみ取ります。
この吸着の働き自体は両者に共通していますが、毛穴の黒ずみ(主に酸化した皮脂)を効率よく落とすためには、ある要素がカギになります。
それが「オイルの有無」です。
黒ずみの主成分である皮脂は油汚れ。そのため、オイルが含まれていることで皮脂汚れへのアプローチ力が高まり、毛穴の洗浄がサポートされます。
粉末タイプのクレイパックは水と混ぜて使用することが多いため、基本的にオイルは含まれていません。
そのため単体では皮脂への洗浄力がやや弱く感じることもあります。
もし粉末タイプで毛穴ケアをしっかりしたい場合は、オリーブオイルなどを自分で加える方法もありますが、乳化や攪拌の手間がかかる点は否めません。
一方でペースト状のクレイパックはあらかじめオイルや保湿成分が配合されていることが多く、使い勝手がよく安定した使用感が得られるのが特長です。
油汚れに対するアプローチも強く、毛穴の黒ずみが気になる方には扱いやすい選択肢といえるでしょう。
モンモリロナイトの乳化力が毛穴ケアを後押し
数ある天然クレイの中でも、毛穴ケアにおすすめなのが天然クレイの一種モンモリロナイトです。
モンモリロナイトは非常に細かい粒子で、水や油を包み込むように吸着する性質を持ちます。
この特性が乳化力と呼ばれ、水と油を混ぜ合わせる働きを助けるのです。
たとえば水と油を入れたボトルにモンモリロナイトを加えると軽く振るだけで乳化が進み、クリーム状に変化します。
こうした力により、毛穴の奥に潜んでいる油汚れもしっかりと包み取り、洗い流しやすい状態へと整えてくれます。
ペースト状クレイパックに込められた処方の工夫
粘土科学研究所のクレイパックは、このモンモリロナイトの特性を活かし、毛穴の洗浄とともに肌へのやさしさにも配慮した設計になっています。
国産モンモリロナイトに保湿成分やオイルを配合することで
- 毛穴汚れの吸着をサポート
- 肌を乾燥させにくい処方
- 手軽に使えるペースト形状
といった特徴を実現しています。
また、当社のクレイパックは「クレイ=洗浄」というイメージにとどまらず、「うるおいを守る」という役割も担っています。
これは国産モンモリロナイトが持つ高い保水力に由来するもので、保湿クリームなどにも応用されるほどの実力です。
毛穴ケアにはペースト状&モンモリロナイトが心強い
毛穴の黒ずみケアにおいては、オイルとのなじみやすさ、使いやすさ、保湿とのバランスからペースト状のクレイパックが有力な選択肢となります。
さらに、天然クレイの一種モンモリロナイトが配合されていれば、油性の毛穴汚れをくるみ取る力に加えうるおいを守る力も期待できます。
当社のクレイ研究×OEMノウハウにより、毛穴ケアと保湿を両立させたクレイパックのような製品もスムーズに開発可能です。
ナチュラルでやさしいケアを求める方、そしてクレイ市場の拡大を見据える企業様、ぜひ当社と一緒に可能性を広げましょう。