クレイ(粘土)といえば、洗顔料やパックなど洗い流すタイプのスキンケアを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし近年、国産の天然クレイ「モンモリロナイト」を配合した化粧水への注目が高まっています。
実は汚れの吸着だけでなくヴェールを形成する特性があり、肌にうるおいをとどめやすいのが特長です。
粘土科学研究所では、この国産モンモリロナイトを活かした化粧水の開発・OEM製造を行っています。
本記事では、モンモリロナイト配合の化粧水ならではの魅力と、OEMとしてのメリットを詳しく解説します。
クレイ(粘土)×化粧水という新発想

洗浄系のイメージを覆す保湿力
クレイを使ったスキンケアというと、泥パックや洗顔料など「汚れを吸着して洗い流す」イメージが先行しがちです。
しかしモンモリロナイトには、微細な粒子が水分や美容成分をとらえ、肌表面に水のヴェールを形成する働きも期待されます。
そのため、化粧水に配合してもシャバシャバしたテクスチャになじみながら、しっかりとした保湿感を生み出します。
なぜ国産モンモリロナイトなのか
モンモリロナイトはさまざまな産地で採掘されていますが、粘土科学研究所では国内の採掘地から厳選したクレイを使用しています。
国産のモンモリロナイトはNa型モンモリロナイトともよばれ保水力に優れているのが特徴です。
そのため、肌の乾燥を招くことなくしっかりとうるおいを届けることができます。
モンモリロナイト配合化粧水の特長
ひとつまみでもうるおいを守る
国産モンモリロナイトは粒子が非常に細かく、水や美容成分としっかりくるみこむ性質を持っています。
そのため、配合量が少量でも肌にうるおいをとどける、ヴェールを形成しやすくなります。

シャバシャバでもしっとり感
モンモリロナイトを配合した化粧水は、軽いテクスチャであってもしっとりとしたうるおい感を両立できるのが特長です。
モンモリロナイトが肌の表面を覆い、うるおいを届けます。
配合成分を肌に届けやすい
モンモリロナイトは単に水を抱え込むだけでなく、美容成分も保持しながら肌へアプローチしてくれます。
化粧水に配合した美容液成分をクレイがその成分をくるみこむことで、肌にじっくりと届けやすくなるのです。
テクスチャのカスタマイズ性
OEM開発では「さらっとした使用感」にも「とろみをもたせた使い心地」にもアレンジが可能です。
モンモリロナイトの配合バランスや他の保湿成分の組み合わせを変えることで、ユーザーの希望に沿ったオリジナルの化粧水を設計できます。
まとめ
国産モンモリロナイトを配合した化粧水は、従来のクレイ配合スキンケアとはひと味違う魅力を備えています。
粒子の細かさや保水力が生み出すしっとり感、さらには美容成分を肌に届けやすい構造など、クレイのイメージを覆す点が豊富です。
OEMにおいても、自然由来の素材を活かした独自の商品設計が可能になります。
粘土科学研究所では、クレイの研究・開発から処方設計、製造まで一貫してサポートいたします。
クレイ(粘土)の特性を最大限に活かした化粧水を新たなブランドの核にしてみてはいかがでしょうか。
今後も、さまざまなクレイを活用したスキンケアの可能性を発信していきます。
次回は国産モンモリロナイトを使った乳液やクリームなど、化粧水とのライン使いのメリットについてご紹介する予定です。
ぜひご期待ください。
◆モンモリロナイトを使ったライン使いのメリットについて、後日リンク