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粘土科学のお役立ち情報

目次

「クレイを使った化粧品」と聞くと、多くの方が「クレイパック」を思い浮かべるかもしれません。

一口にクレイパックといっても沖縄のクチャやガスールなど、使用されるクレイにはさまざまな種類があり特性も大きく違います。

その中でも天然のクレイの一種国産のモンモリロナイトは、スキンケアに適した特性を持ち、粘土科学研究所でも特に注目しているクレイです。

今回は、モンモリロナイトを用いたクレイパックと他のクレイパックとの違いについて詳しくご紹介します。

乾燥が気になる方に、やさしく汚れを落とすクレイとは

多くのクレイパックは「吸着」や「毛穴ケア」を目的としており、皮脂や汚れをしっかり取り除く効果が期待されています。

しかしその一方で「乾燥肌の方には向かない」「長時間放置しない」といった注意書きが記載されているものも少なくありません。

これは一般的なクレイ(カオリン、クチャ、ガスールなど)が保水力に乏しく、パック中に水分が蒸発しやすいためです。
その結果、汚れだけでなくお肌のうるおいまで奪われてしまい、使用後にツッパリ感や乾燥を感じることがあります。



一方、国産のモンモリロナイトは、非常に高い保水力を持ち、お肌をうるおいのヴェールで包み込みながら汚れを吸着するという特性があります。

乾燥を気にせず使用しやすいだけでなく、洗いあがりもしっとり。
パック後に「つっぱらない」という実感につながります。

モンモリロナイトの「高い保水力」の秘密


モンモリロナイトは、鉱物としての構造自体が非常にユニークです。
ミクロなレベルで見ると、層状の構造の中に水分をたっぷりと保持できる性質を持っており、これが「乾燥しにくいパック」を可能にしています。

また、肌の表面にうるおいのヴェールを形成する働きもあるため、パック中から洗い流した後まで、肌の水分を逃さず保ち続けるサポートをしてくれます。

乾燥による刺激が気になる方でも、やさしく使えるのがモンモリロナイトの魅力です。

モンモリロナイトクレイパックの使い方

モンモリロナイトを豊富に含むクレイパックを使用する際は、以下の方法を試してみてください。

  1. 目元・口元を避け、顔全体に均一に塗布する。
  2. 5分ほど放置し、リラックスしながらクレイが毛穴の汚れを吸着するのを待つ。
  3. ぬるま湯でやさしく洗い流す。
  4. 洗顔後の肌は、うるおいのヴェールで包まれ、しっとりとした感触に。



このパックは乾燥しにくいため、一般的なクレイパックのようなツッパリ感が少なく、肌がなめらかに整うのが特長です。

モンモリロナイトパックで健やかな肌へ

モンモリロナイトを使ったクレイパックは

  • 汚れを吸着しながらもうるおいをキープできる
  • 微粒子が毛穴の奥までアプローチしやすい
  • 乾燥によるツッパリ感を感じにくい



という特長を持ち、一般的なクレイパックと一線を画す存在です。

粘土科学研究所では、国産のモンモリロナイトを活かしたスキンケア製品を開発・製造し、OEM製造にも対応しています。
ナチュラルなスキンケアを求める方にとって、クレイの特性を活かした製品は魅力的な選択肢となるでしょう。

OEM製造を検討されている企業様にとっても、モンモリロナイトの特性を活かしたスキンケア商品は市場の差別化を図るための強力なアイテムとなりえます。
ぜひ、粘土科学研究所のクレイ技術を活かした製品開発をご検討ください。

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