朝起きると口の中がねばねばして、すぐに歯を磨きたくなる。
そして、その後に飲むコーヒーが「なんだかおいしくない」。
これは歯磨き粉の成分が味覚に影響を与えている可能性があります。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか?
今回の記事では、
- 歯を磨いた後に味が変わる理由
- 味覚に影響を与える歯磨き粉の成分
- 味覚を損なわない歯磨き粉の選び方
について解説します。
歯を磨いた後に味が変わる理由
歯磨きをした後にお茶やコーヒーを飲むと、いつもとは違った味に感じることがあります。その原因は、歯磨き粉に含まれる「界面活性剤」によるものです。
界面活性剤は泡立ちをよくし、歯の汚れを落としやすくする役割を持っています。
しかし、この成分は味を感じる器官である味蕾(みらい)に影響を与える可能性があります。
界面活性剤が味蕾を一時的に麻痺させることで、甘味を感じにくくなったり、苦味を強く感じたりするのです。
◆ほかにもある味覚障害の原因について、後日リンク
界面活性剤の刺激が味覚に与える影響
歯磨き粉に含まれる界面活性剤は、毎日の使用によって徐々に味蕾へダメージを与える可能性があります。
これにより
- 一時的な味覚の変化
- 長期間使用することで味覚が鈍くなる
- さらには味覚障害のリスクが高まる
といった影響が考えられます。

特に、界面活性剤を多く含む歯磨き粉を長期間使用すると、味を感じにくくなることが懸念されています。
味覚を守る歯磨き粉の選び方
味覚を大切にするためには、界面活性剤を使用していない歯磨き粉を選ぶことがポイントです。
天然のクレイの一種モンモリロナイトを活用した歯磨き粉は、界面活性剤を含まずに汚れを吸着する力を持っています。
モンモリロナイトは
- 泡立たないため味蕾を傷つけにくい
- 汚れを絡め取る特性がある
- 歯の表面に薄いヴェールを形成し、ツルツルとした仕上がりに
という特徴を持っており、味覚への影響を抑えつつ、口内をすっきりと保つことができます。
◆味覚を守る歯みがきのにモンモリロナイトがおすすめの理由について、後日リンク
まとめ
日常的に使用する歯磨き粉の成分が、味覚に影響を与えている可能性があります。
特に、界面活性剤を含む歯磨き粉を使い続けることで、味蕾が刺激を受け味覚が鈍くなるリスクがあります。
味覚を大切にしたい方は、天然のクレイであるモンモリロナイトを活用した、界面活性剤不使用の歯磨き粉を選ぶことをおすすめします。
泡立ちはないものの、汚れをしっかりと吸着し、すっきりとした使用感を得ることができます。
健康な味覚を守りながら、お口のケアをしていきましょう!