みなさんは普段どんな歯ブラシを使っていますか?色々な歯ブラシがありますが、最近では電動歯ブラシの使用者が増えてきています。
今回は「電動歯ブラシに適した歯磨き粉とは何か?」という視点から、天然のクレイの一種モンモリロナイトを活用した歯磨き粉の特長を解説します。
電動歯ブラシと手磨きの違い
電動歯ブラシの最大の特長は「ブラシの高速回転」です。
手磨きでは1秒間に5〜10回程度の往復運動が限界ですが、電動ブラシは毎秒3,000回以上のブラッシングが可能です。
この圧倒的なスピード差が、歯磨き粉の選び方にも大きな影響を与えるのです。
電動歯ブラシと相性がよくない歯磨き粉とは?
発泡剤を含む歯磨き粉
電動歯ブラシでは泡立ちが過剰になり、口の中が泡でいっぱいに。
磨き残しがあるのに“すっきり感”だけで満足してしまう恐れがあります。
特に「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ショ糖脂肪酸エステル」などが配合された製品は、電動歯ブラシとの併用は避けたほうが無難です。
研磨剤を含む歯磨き粉
高速で動く電動歯ブラシに研磨剤入りの歯磨き粉を併用すると、歯の表面に微細な傷ができる可能性があります。
これは汚れが溜まりやすくなる原因にもなります。
「シリカ」や「含水ケイ素」などが含まれている場合は注意が必要です。
モンモリロナイト歯磨き粉が電動ブラシにおすすめな理由
粘土科学研究所が提案する「モンモリロナイト配合歯磨き粉」は、電動歯ブラシと相性の良さも特筆すべき特徴の製品です。
天然のクレイ「モンモリロナイト」とは?
天然のクレイの一種モンモリロナイトは、非常に微細で柔らかな粒子構造を持つ粘土鉱物です。
この構造により、歯や歯ぐきを傷つけることなく汚れを吸着し、やさしく包み取る特性があります。
不使用成分にも注目
中でももっともシンプルな処方のモンモリロナイト歯磨き製品には、以下のような成分をあえて使用していません。
・ 発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウムなど)
・ 研磨剤(シリカなど)
・ フッ素
・ ミント香料
ミントやフッ素を使わないことで、スースーした“磨いた気”だけに頼らず、しっかりとブラッシングを続けやすくなります。
また、フッ素に関しては賛否が分かれる成分であることから、あえてシンプルな処方にすることで安心感を高めています。
含有成分はたったの3つ
・ 天然のクレイの一種モンモリロナイト
・ 水
・ 防腐剤
このように、必要最低限の構成でやさしい使い心地を実現しています。
クレイ歯磨きで自然なケアを
モンモリロナイト歯磨き粉は、電動歯ブラシの高速回転にも対応できる「泡立たず削らない」処方が特徴です。
自然由来の成分でお口の中をやさしく整えることができるため、ナチュラルなケアを求める方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
OEMをご検討中の企業さまにとっても、シンプルな処方・少ない原料構成・電動ブラシとの相性の良さは、商品開発の上で大きな魅力となるはずです。
粘土科学研究所では、こうしたクレイの特性を活かしたOEM開発を数多く手がけております。
ぜひご相談ください。