スキンケアにおいて注目される天然のクレイの一種、モンモリロナイト。
粘土科学研究所では、このモンモリロナイトを活用し、肌の汚れをやさしく取り除きながらうるおいを守るスキンケア製品を開発・製造しています。
モンモリロナイトはもともと火山灰由来の鉱物であり、世界中で産出されます。
代表的な産地としては、フランス、アメリカ(ワイオミング州)、インド(クジャラート州)などが挙げられます。
日本も火山の多い地形のため、高品質なモンモリロナイトが採掘される国のひとつです。
国産と外国産のモンモリロナイトの違いについて、後日リンク
国産モンモリロナイトの産地による違い
モンモリロナイトは、各地域の山から降り注いだ火山灰が長い年月や様々な条件が重なることによって出来上がります。
それぞれの地質の成分構成が異なるため、産地によって特性が異なります。
では、日本国内の産地ごとに、どのような違いがあるのでしょうか?
山形産、群馬産、新潟産のモンモリロナイト比較
粘土科学研究所では、山形産・群馬産・新潟産のモンモリロナイトを比較し、それぞれの特徴を明らかにしました。
色や粒子の細かさの違い
・ 山形産(A):最も粒子が細かく、白色に近い。
・ 群馬産(B):やや粗めで、グレーがかった色合い。
・ 新潟産(C):粒子の細かさはAとBの中間。若干緑がかった色味。
水を抱え込む力の違い
モンモリロナイトは水を多く吸収する特性を持ちますが、産地によって水を抱え込む力にも差があります。
試験管に同じ量の水を入れ、各モンモリロナイトを加えて実験を行った結果
・ 山形産(A)・群馬産(B):水を強く抱え込み、膨潤するため沈まない。
・ 新潟産(C):比較的水を抱え込む力が弱く、ある程度の塊が沈む。
群馬産(B)を逆さまにしてみます。
逆さまにしても水がこぼれないことがわかります。
これはモンモリロナイトが水を含んで膨潤し、蓋をしているためです。
スキンケアへの活用
これらの特性の違いを活かし、粘土科学研究所では製品ごとに適したモンモリロナイトを選定し、最適なバランスで配合しています。
・ 山形産(A):微粒子で肌の汚れを吸着しやすいため、洗浄力を高めたい場合に使用。
・ 群馬産(B):バランスが良いが、しいていうならば洗浄系に向く。
・ 新潟産(C):水を抱え込みすぎないため、テクスチャを軽めにしたい製品に適している。
まとめ
国産モンモリロナイトは産地によって色や粒子の大きさ、水を抱え込む力が異なり、それぞれの特性を活かしてスキンケア製品に応用されています。
粘土科学研究所では、これらの違いを理解し、最適な製品開発を行うことで、肌にやさしく効果的なスキンケアアイテムを提供しています。